ここ数ヶ月、生成AIのニュースをよくみかけるようになりました。毎月、さまざまなAIサービスが発表されていて全く追いつけない状態ですが、小学生の子どもと楽しめそうなものを少しずつご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは手書きの絵をアニメーションに変換するMeta社の「Animated Drawings」。
Animated Drawingsを見たときの最初の感想は
『いないいないばぁ』のでておいで~じゃん!
でした。
子どもの描いた絵をワンワンが「でっておいで~」と呼ぶと動き出すアレです。我が家はもう小学校中学年なので見る機会はなくなってしまったのですが、いまもやってるのかなぁ。アプリもあったような気がしたのですが見つけられませんでした。
知ってる人にはちょっと懐かしさを感じるサービスです。
使い方
サイトの注意書きによると、うまく動かすためには1つのキャラクターでうでと足が体にかさならないように書いた方がいいとのこと。
Upload a drawing of ONE character, where the arms and legs don’t overlap the body (see examples below).
CHECKLIST
- Make sure the character is drawn on a white piece of paper without lines, wrinkles, or tears.
- Make sure the drawing is well lit. To minimize shadows, hold the camera further away and zoom in on the drawing.
- Don’t include any identifiable information, offensive content (see our community standards), or drawings that infringe on the copyrights of others.
https://sketch.metademolab.com/canvas
イラストのサンプルはこんな感じです。
手足は長めがおすすめです。うちの子はパンダの絵をかいたので手足が短く奇妙なうごきをしてました(笑)
なるべくはっきりイラストが写るよう写真を撮ります。
Animated Drawingsの公式サイトへアクセスし、『Get Started』ボタンをクリック。
https://sketch.metademolab.com/
『Upload Photo』ボタンを押すと画像選択画面が表示されるので動かしたい画像を選んでください。
自動でキャラクターの周りにボックスがセットされます。時々、うまくボックス内におさまってない時があるのでその場合はボックのサイズを変更してボックス内におさまるようにしてください。
『Next』ボタンを押すとキャラクターの自動スキャンがはじまります。
うまく認識されるとキャラクターの絵がハイライトで塗りつぶされます。塗りつぶされてない箇所がある場合はペンツールで塗りつぶしてください。キャラクターをすべて塗りつぶせたら『Next』ボタンをクリック。
AIが自動でキャラクターの「目」「肩」「顔の中央」「右腕」などの位置を認識し、黒丸●ポインターをつけます。ずれている場合はポインターを適切な箇所に移動させてください。
ポインターを押すと画像の上になんの接合点か表示されます。設置できたら『Next』ボタンをクリック。
左側に動作のサンプルが表示されるので、うごかしたい動作をクリックすればOK!
もし動きがおかしいようなら『Fix』ボタンでポインター位置修正画面に戻ることができます。
こんな感じに動くはず。
子どもが描いた絵でいろいろ試してみたのですが、ポインターをしっかり設置できる絵が一番楽しく動いてくれます。動物などはいわゆる擬人化した絵の方がサンプル通りに動いてくれると思います。
いつか動物キャラもうごくようになるといいなー。
幼児から大人まで楽しくAIにふれあうことができる「Animated Drawings」で遊んでみてくださいね。