小学1年生の頃は好きだった漢字学習が学年があがるにつれて苦手になってしまう子も多いようです。
小学校では学習する漢字は1年生は80字、2年生は160字、3年生から4年生では200字となかなかの数です。1学年ずつしっかり覚えていかないと覚える漢字がだんだん増えていくことになり、ますます漢字嫌いになってしまうという悪循環に陥ります。
漢字の学習というと「何度も書いて覚える」という方法が思い浮かびますが、覚える漢字が増えていくにつれひたすら書くという作業は子供にとってはめんどくさくて飽きてしまいがち。
なるべく早く漢字の苦手を克服してあげる必要があります。
そこで漢字カードやドリルに嫌気がさした子ども向けに漢字の苦手を克服するアイデアを整理してみました。
まずは読みから覚えよう
小学生向けの小説・漫画学習本を活用
子供が興味のある内容の本でふりがなのふってある本をどんどん読ませてみましょう。
絵本や小説にこだわらず、漫画でも図鑑でも子供が楽しいと思って読める本が一番です。
おすすめ本
低学年の女の子でお姫様系が好きなお子さんだと『プリンセス☆マジックシリーズ』はおすすめです。
漢字にふれあう、使う
女の子ならお手紙や交換日記
親子でもお友達とでもいいので交換日記やお手紙を書くことで漢字を使ってみましょう。
ノートに漢字をひたすら書くだけではどんな時に使えるのか、使うのかが身に付きにくく定着しにくいです。
我が家ではココを漢字にするとこの一行に文章がうまく納まるね~などと声をかけると、「あ、そっか!」「あ、これも漢字にできる」などと気が付きが生まれ、積極的に漢字を使うようになりました。
クイズやゲーム形式で覚える
『木』『さんずい』『言』などが付く漢字をたくさん書いてみるゲーム。
漢字の間違い探しゲームなど、ゲーム形式で漢字に触れてみましょう。
『木』が付く漢字を思いつくままに書いてごらん。
などと、まず私たちに好きなように書かせました。
そして、必ず「たくさん書けたね!!」などと誉めてくれました。
その後に、漢字の意味などを話しながらいろいろと教えてくれました。
(『木』がたくさん有るから『森』なんだよ。 などなど)
プレ漢字プリントの利用
いくら練習しても身につかない、結果がでないと大人でもやる気がでません。子供ならなおさらそうです。
そういった学習性無力感におちいらないよう工夫された漢字学習プリントが『プレ漢字プリント』です。
よみかたクイズ、かくれんぼクイズなどクイズ形式の問題で短時間でできるので、漢字拒否気味の子供でもちょっとやってみようかなと思えるプリントになっています。
1年生から3年生の漢字のみの対応ですがかなりおすすめです。
間違えたものだけゆっくり繰り返す
1回書けるようになった漢字はそんなに簡単には忘れないので間違った漢字だけをゆっくり10回ずつ書く。
ゆっくり書くのがポイントで、形や意味を考えながら書くことで覚えやすくなります。
小学生の保護者の方で、
うちの子は漢字が苦手だと嘆いている方は
まずノートに間違えた漢字を10回ずつ書かせてみましょう。
漢字が苦手な人のための漢字の学習法【基礎編】
アプリの利用
気分転換におすすめなのがアプリでの学習です。
たくさんの漢字学習アプリが公開されているのでお子さんにあったアプリをさがしてみてくださいね。
いろいろインストールしてみましたが、いま利用しているのは「小学生手書き漢字ドリル1006 – はんぷく学習シリーズ」です。現在の学年の漢字だと習っていない漢字が表示されるので、主に一学年前の漢字復習に利用しています。
おすすめの漢字学習アプリがありましたら、ぜひ教えてください。