子供と船旅!沖縄から鹿児島までフェリーで移動してみた

春休みに沖縄から鹿児島まで丸一日フェリーにのってきました。
小学生と幼児連れのはじめての船旅で船酔いなど不安もありましたが、とってもいい体験ができました。

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フェリーの予約は1ヶ月前から受付

今回の船旅はマルエーフェリーを利用することにしました。少しでもお安くするために那覇港からではなく本部港からの出発することに。

船室も幼児連れで丸一日ということで、他の乗客の方に迷惑をかけないよう1等船室を利用することにしました。サイトにWEB予約のボタンがあったのでネットで予約できるんだー!と思っていたら、よく読んでみるとWEBサイトからの予約は2等船室だけで1等船室は電話での予約が必要とのこと。初めてのフェリー旅なので電話の方がいろいろ質問できてよかったです。

マルエーフェリー公式サイト
A”LINE マルエーフェリー

下り便については乗船の1日前、上り便については乗船の2日前、それぞれ16時まで予約を受け付けてくれますが春休みということと1級船室は少ないため乗船日ぴったり1ヶ月前に予約センターへ電話して予約しました。

電話すると車の有無と乗船人数や船室について確認され、車の予約番号部屋の予約番号と料金が教えてもらえます。予約番号は乗船時に必要なのでメモして忘れずにとっておきましょう。車を運ぶ場合は車検証も必要でした。

幼児連れフェリー乗船で用意したもの

予約も無事終わり、次は船旅の準備です。子連れの長旅は何事も準備が大事。

飛行機や車での長距離移動は慣れているものの、今回は初の船旅ということでいつもの長距離移動グッズに加え用意したのは酔い止めです。

うちの子供たちは車で本を読んでも酔うことはないんですが、24時間揺れっぱなしというのはさすがに不安で、またフェリーの売店でも酔い止め薬は売っていませんと書いてあったので念のためドラッグストアで薬剤師さんに3歳でも飲める酔い止め薬はありますか?と聞いてセンパア プチベリーこどもクールスカイを教えてもらいました。

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センパア プチベリーの方が値段的にはお得なんですが、子供だと酔っている時にはドリンクタイプの方が飲みやすいかなと思い、今回は『こどもクールスカイ』を購入しました。

そのほか幼児向けに別途用意したものはこんな感じです。通常の長距離移動やお泊りセットのような感じですね。

  • シールブック(100均)
  • 絵本
  • おむつ(ほとんどはずれているけど念のため)
  • 軽食
  • パジャマ
  • 常備薬と解熱剤

売店や食堂が開く時間が決まっていて閉まる時間も早いので、おやつおにぎりパンは購入しておくと好きな時間に食事できるので便利でした。

受付から出航まで

出航当日、本部港に出航一時間前の8:20に到着。車検証をもって受付に行きます。

自動車輸送申込書と乗船申込書に記入します。この申込書に電話予約の際に聞いた予約番号の記入欄があります。

記入したら乗車券発売所にもっていき、料金を支払うと車輸送用の紙と

船室チケットがもらえます。

15分前に待機所に行けばよいとのことで、待合所内をウロウロ。

いよいよフェリー波の上の船内へ移動

フェリーの乗船場所がわからなかったので少し迷いましたが、本部港の端っこでした。そこに車で行き待機します。待機場所にいくとすでにフェリーが到着していました。

初フェリーで「転覆したら怖いから嫌だ~!」と言っていた小学生の子も思ったより大きな船に少し興奮気味。(小舟に乗ると思ってたみたい)

誘導され船内へGO!

コンテナを華麗に運んでいく運搬車?を横目にぐるぐる船を上がっていきます。

駐車場所につくと次から次への車が入ってくるので、船内で使う荷物は事前にすぐ持っておりることができるようにしておいたほうがいいです。

車は固定され、しばしのお別れ。いよいよ船内です。

フェリー波の上の船内

船の中にはいってINFOMATIONでチケットと引き換えに船室のキーをもらいます。

フェリー波の上の一等船室はひろびろゆったり

フェリー波の上では1等と特等船室だけはほかの船室とはドア付き廊下で仕切られていました。ちょっと特別感!?

1等船室の全体は公式サイトをご覧ください。(写真を撮り忘れたんです。。。)

こちらは洗面台。入ってすぐ左手にありました。アメニティーのシャンプーと歯ブラシ、コップが二人分あります。

右手にはクローゼットがあり、スリッパと浴衣、タオル、バスタオルがこちらも二人分ありました。大人料金にしかアメニティは含まれていないのかな。子どものパジャマとタオルは用意したほうがよさそうです。

奥のテレビの横には給湯ポット、やかん、あめちゃん、紙コップがあります。


船室窓からの眺め。天気があまり良くなかったのは少し残念でした。緑のコンテナには牛さんがいました。牛は酔わないのかな~?

エアコンもついているし、窓からの眺めもいいし、テレビはあるしでなかなかよかったです。

フェリー波の上の船内いろいろ

携帯電話の充電コーナー。この横にあるベンチで船酔いされたっぽい方々がよく横になっていらっしゃいました。

最近はめっきり使わなくなった公衆電話。Edy使えるんですね!

ちょうど親戚にチケット予約を頼まれていたので、公衆電話から予約電話番号のナビダイヤル(0570)にかけてみたんですが、船内の公衆電話からはこの番号にはかけられませんとアナウンスされました。公衆電話からかけられなかったなかなぁ。船内だけなのかな??

レストランの開店時間とメニュー表です。開店時間の『』ていうのが船旅っぽくていい。思ってたよりリーズナブルな価格。カツカレーおいしかったです。

レストランで食べる人はあまり多くなく、売店でカップ麺を購入して食べている人がとっても多かったです。

こちらはシャワールーム入口。出港から入港1時間前までいつでも利用できます。利用者は少ないのか利用したときも見学に行った時も誰もいませんでした。

シャワールームのロッカー。

シャワーはこんな感じです。平成24年にできた船だそうで、まだ綺麗で清掃も行き届いてました。お湯もでますし、シャワーの水圧もそこそこ強いです。

INFOMATION前のエントランス階段。とっても立派です!みなさん階段下のスペースにスーツケースや大きな荷物を置いていました。

指静脈認証式ロッカー

INFOMATION横に売店があるのですが、各港に到着後30分のみ開いています。飲み物や軽食(おにぎりやいなりずし)、カップ麺、アイスクリームなど購入できます。

春休みだったせいか、離島から沖縄本島に試合にきた帰りの中学生か高校生がかなり利用していました。騒ぎすぎて廊下に正座されられてた子達も(笑)

思っていたより乗客は多かったです。

フェリーでの子供の船酔い

さて心配した子供の船酔いですが、かなり車酔いに強い小学生の子は船で本を読んだり、父ちゃんがやっている
Nintendo Switchのゲームを眺めたり調子よく過ごしていたんですが、だんだん無口になり、あまり動かなくなり、おやつも食べなくなりで酔ったのかなと薬をすすめても「酔ってない!」と言い張るものの夕食もあまりいらないという始末(笑)

夕食後にやっぱり酔い止めの薬を飲みたいというので1本飲まして、しばらくすると元気を取り戻しました。

3歳児は船の中をお散歩したり、二段ベッドに昇り降りしたりで遊んでいましたが、夜寝て起きた次の朝、いつも機嫌のいい子がかなりの不機嫌で朝ごはんを食べないのでコレは酔ったなと思い酔い止め薬を飲ませたところ、こちらも下船時には元気になりました。

結局、二人とも船酔いになってしまいました。長い船旅で波が荒いこともあるので船旅には乗り物酔い薬は必須ですね。

フェリー旅の感想

初めての船旅でしたが、車や飛行機、新幹線に比べ親子共々ゆっくり過ごすことができました。テレビもBSは映るけど、地上波は途中で映らなくなり、携帯は圏外に。自然と親子の会話も増えます。

寄港する島の風景を見たり、水平線を眺めたり普段できない時間をゆったり過ごすことができました。

意外と混み合うので幼児連れの場合はおむつ替えや寝かしつけを考えると個室が絶対おすすめです。

乗り物酔いに強ければ(結構重要!?)、よい思い出になると思うので沖縄にいく機会がありましたら飛行機ではフェリーでの移動もぜひ一度お試しください♪

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