この投稿は2015年に書きました
今年の夏は手足口病が関西を中心に急増しているとニュース取り上げられましたが、全国的にも流行しているようで大人も発症している人が多いとのこと。
我が子も流行に乗り遅れず手足口病にかかってしまいました。(こういう流行にはのらないでほしい・・・)
お盆まっただ中の日曜日に発症&帰省中&移動日だったので水泡を見つけたときには少々あわてましたが、ネットの情報が役にたったので、我が子の発症から完治までの経験談を写真付きでまとめておきたいと思います。
手足口病の症状
病名の通り、手のひら、足のうら、口の中に小さなみずぶくれや発疹ができます。
おしりやひざにもでることがありますと症状の説明におまけのように記載してありますが、我が子はおしりからブツブツがでました。
おしりの割れ目にそってそれはもうたくさん水疱ができて、本人は痛がりもかゆがりもしませんがおむつ替えするときかわいそうでした。
次に足や手、口の周りに小さい発疹と水疱が現れました。熱は37.8度程度でしたが普段の風邪では38度あっても機嫌のいい子が不機嫌で夜泣きもひどかったです。口の中には舌に少し水疱ができました。
最後にひざに発疹と水疱が一番多くあらわれ、おまけのように書いてあった箇所ばかりがひどかった印象です。あと耳にも一つ発疹がでました。
発症から落ち着くまで
■初期(1日~2日目)
37度後半の熱がでる
発疹・水疱が現れる
機嫌悪い
■中期(3日目~5日目)
熱は下がる
最初に出た水疱は枯れてくるが、新たにでてくる発疹・水疱あり
機嫌は普通
■後期(6日目以降)
新しい発疹なし、すべての発疹・水疱が小さくなっている
一部掻いてしまった発疹だけかさぶたになっている
機嫌良好
かさぶたもほぼとれ、水疱のカワがむけて皮膚の状態が普通になるまでは約2週間ほどかかりました。
手足口病の潜伏期間と感染経路
潜伏期間
感染してから発症するまでは3~6日と言われています。
我が子の場合、兄弟以外の子供と接触したのは発症の5日前に行ったプールくらいなのでプールでもらってきたかもしれません。
小児科の先生に上の子にも感染りますか?と確認したところ、かかりますよー!とあっさり言われ、感染覚悟していましたが今のところ症状はでていません。プールにも一緒に行ったし、手足口病にかかったことがない子なのですがこのまま感染せずにいて欲しい。(結局伝染りませんでした)
感染経路
感染経路は主に3つで
・飛沫感染(くしゃみやセキ)
・接触感染(ウィルスがついたものを口や目にいれちゃったとか)
・糞口感染(オムツ交換など)
保育園などで集団生活していたら一度はかかりそうですね。
調べたところ、症状が収まっても便から2~4週間はウィルスが排出されてるとのことなのでしばらく要注意しなければ。
手足口病の治療
帰省先でかかった病院では痒み止めの塗り薬をもらいました。自宅に帰ってから念のためかかりつけ医に行きましたが、特になにもしなくても大丈夫!と言われ薬はでませんでした。
基本的には治療しなくても自然に治る場合がほとんどのようです。
家での対応
食べ物
小児科では口の中が痛い場合があるので、熱いものや塩味や酸味の強いもの、かたいものは控えるよう言われました。
我が子はまだ1歳なので味付けについては変えることなく対応しましたが、大好きなおうどんをメインに食事を与えました。幸い食欲はありましたが、いつもよく飲む麦茶をあまり飲みたがらなかったので、ほぼやめかけてた母乳が活躍しました。
お風呂
お風呂は熱がなく元気なら大丈夫とのこと。うちは発症後2日くらいはお風呂を嫌がったのでシャワーで汗を流すだけにしました。兄弟がいる場合は感染する可能性が高くなるので最後に入るなど対策をしたほうがいいかもしれませんね。
こんな時はもう一度診察を
小児科でもらった手足口病のプリントにもう一度診察を受ける場合のチェックポイントが3つ書いてありました。
- 口の中が痛くて水分をあまり飲まない
- 高熱が続く場合
- 吐いてぐったりしている場合
髄膜炎や脳炎を起こしている場合があるので、当てはまる場合は病院にかかりましょう。
この手足口病、忘れた頃に↓こんなことが起こったのです。。。
[写真有]子どもの手足の爪が全部剥がれた原因は『手足口病(コクサッキーウイルスA6型)』だったみたい